「いつも来ない人は楽でいいわよね」と聞こえた…夜勤のある母親が、PTAで責められなくなった3つの工夫

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「『ずるい』の多くは敵意ではなく、負担が見えない相手への不公平感から生まれる」と語ります。
夜勤のある母親がPTAの役員決めを断ったあと、他の保護者の「いつも来ない人は、楽でいいわよね」という声が聞こえてきました。(写真はすべてイメージです)
「いつも来ない人は、楽でいいわよね」
看護師として夜勤のある母親は、PTAの役員決めのくじ引きで、また当たってしまいました。懇談会は平日の午後、行事の準備は水曜の夕方で、夜勤明けで休みたい日と重なります。
断ると、後日、他の保護者が話している声が聞こえてきました。「いつも来ない人は、楽でいいわよね」。母親は、自分なりに調整して、運動会には必ず顔を出していました。それでも「ずるい」と見られていることに、胸が痛みました。
出られない自分を責めずに、周りとも穏やかでいられる方法が、分からなくなっていました。夫は「みんな大変なんだから、仕方ないよ」と言うだけで、夜勤明けの重さは、誰にも伝わっていませんでした。
「ずるい」は、見えない負担への反応
保護者の間に生まれる「ずるい」の多くは、






























