弟の不登校で「しっかり者」になった小6長女…笑う顔を見ていないと気づいた母親が始めた「5分のふたり時間」

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「子どもにとっての公平とは、同じ量の時間ではなく、同じように大切にされている感覚だ」と語ります。
弟が不登校になってから「しっかり者」になった小6の長女。ある晩、母親は、娘が声を出して笑う顔をここ数か月見ていないことに気づきました。(写真はすべてイメージです)
「別に、普通」とだけ答えた長女
小学6年生の長女は、学校でも家でも「しっかり者」として知られています。弟が不登校になってからは、朝、弟の分まで給食袋を用意し、母親が出勤した後の様子も気にかけてくれていました。母親は、「ほんとうに助かる」「あなたがいてくれてよかった」と何度も伝えました。
ある晩、母親はふと、長女が最近、友だちの話をしなくなったことに気づきました。「最近、学校はどう?」と聞くと、長女は「別に、普通」とだけ答え、自分の部屋に戻っていきました。ドアの向こうは、静まり返っていました。
ここ数か月、長女が声を出して笑う顔を見ていないことにも、そのとき、はっと気づきました。
「いい子」は、ある日突然できあがる
親が手をかけざるを得ない子がいるとき、きょうだいは






























