連休明けの朝、玄関で靴を履いたまま動かなくなった小1息子…「小1の壁」の手前で起きていたこと

熱海康太
2026.10.10 17:07 2026.11.01 19:00

疲れている小学生男子

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「『壁』の手前で起きているのは、頑張りすぎた疲れだ」と語ります。

入学から2週間は張り切って登校していた小1の息子。連休が明けた朝、玄関で靴を履いたまま、動かなくなりました。「行きたくない」。(写真はすべてイメージです)

「行きたくない」「分かんない」

4月に小学校へ入学した息子は、最初の2週間、張り切って登校していました。ところが、ゴールデンウィークが明けた朝、玄関で靴を履いたまま、動かなくなりました。「行きたくない」。理由を聞いても、「分かんない」としか言いません。

母親は、育休明けの時短勤務で、8時半には出社しなければならない時間です。連休までは普通に通っていたのに、なぜ急に。

戸惑ったまま、息子の手を引いて、遅刻して学校に向かいました。道のりが、いつもの何倍も長く感じられました。会社への連絡も、気が重いままでした。

入学直後に起きていること

新1年生の5月に、行き渋りが出るのは、珍しいことではありません。保育園や幼稚園から小学校に変わると、生活の環境が大きく変わります。45分の着席、給食、荷物の準備、トイレのタイミング、初めて会う大人たち。

入学直後は、緊張しながら頑張り続けています。「できているように見える」子ほど、

熱海康太

熱海康太

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大学卒業後、神奈川県の公立学校で教鞭を取る。 教育実践において厚木市教育委員会から表彰を受けるなど活躍。しかし、勘と根性に任せた指導法に限界を感じ、国立大学付属小学校で多くの教育論や教育実践を学ぶ。 学びを体系化することで、学級や学校は安定し、『先生の先生』を行うことも増えた。その後、教員や保護者、子どもたちのための本を執筆するようになる。 常に先端の教育理論や教育実践を研究している。