【中学定期テスト】親はどこまで手を出す?反抗期男子の母が「あきとんとん」に突撃取材!

あきとんとん
2026.10.28 18:29 2026.11.02 11:50

あきとんとん(教育系クリエイター)

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中学校に入ると、小学校までの単元テストとは一変し、範囲の広くて難しい「中間・期末テスト」が始まります。「そろそろ子どもに任せなきゃ」と思いつつも、勉強の進め方が分からず成績が急降下…なんて話もよく聞く悩みです。

「親はどこまでサポートし、いつ手を離せばいいの!?」

そんな切実な疑問を解決すべく、絶賛反抗期中の中学生男子を持つnobico編集部員が、大人気教育系クリエイターのあきとんとんさんに突撃取材!「テスト対策と親子のコミュニケーション術」について教えていただきました。
(取材・文/nobico編集部 さとうなおこ)

1. 小学校とは全然違う! 最初のテストで親がやるべきこと

nobico編集部員(以下編集部): 小学校では単元ごとのカラーテストが中心ですが、中学校では範囲の広い中間・期末テストに変わりますよね。中学校に入った途端、親が手を離してしまい、子どもがどう勉強すればよいか分からず、成績が急に下がってしまった…という話もよく聞きます。

あきとんとんさん(以下あきとんとん): ああ、それは本当によくありますね! 中学受験を経験した子も、これから高校受験を目指す子も、「計画の立て方が分からない」「勉強の仕方が分からない」というケースはとても多いです。

編集部: やっぱりそうなんですね。これまで親がしっかりサポートしてきた場合、中学校ではどのように関わり、どうやって徐々に手を離していけばよいのでしょうか?

あきとんとん: これまで親が伴走してきたのであれば、まずは「一緒に計画を立てる」ところから始めることが大切です。急に親が手を引いてしまうと、子どもは何をどう進めればよいのか分からなくなってしまいます。

編集部: なるほど、最初は一緒に計画を立てるんですね。でも、親が「こうしなさい」と言うと、子どもが嫌がることもありませんか?

あきとんとん: そこがポイントです! 親が一方的に教えようとすると反発されやすいので、第三者の名前を借りるのがおすすめです。「あきとんとんが、テストの2週間前くらいから計画を立てて勉強するのがいいって言っていたよ」と伝えて、「じゃあ、こんな感じで計画を立ててみようか」と一緒に取り組むんです。

編集部: あきとんとんさんの名前を借りちゃうんですね(笑)!

あきとんとん: ぜひ使ってください(笑)。例えば、提出物が30ページあるなら、「1日6ページずつ進めれば、5日で終わるよね」と伝えるだけでもいいんです。まずは、こうした簡単な計画の立て方を教えてあげましょう。

2. 丸付けを嫌がる子には? 間違いを成長につなげる声かけ

編集部:勉強した後の丸付けを嫌がる子も多いですよね。問題を解いた達成感だけで満足してしまったり、間違いにバツをつけると不機嫌になったり…。

あきとんとん: 丸付けは、自分でできるようになることが大切です。バツをつけられるのを嫌がる子には、「間違いは伸びしろ」だと伝えてあげましょう。「ここを直したら100点に近づくね」と声をかけるんです。
親も、分からないことがあれば、無理に教えようとしなくて大丈夫です。「これ、お母さんも分からないな。一緒に解説を読んでみようか」と寄り添い、一緒に答えを確認していく。そうすることで、少しずつ自分で丸付けをして、間違いを直す習慣が身についていきます。

3. 勉強が計画どおりに進まない!勉強が 苦手な子への対処法

編集部:計画を立てても途中で挫折してしまい、結局、テストまでに範囲が終わらない……ということもよく聞きます。

あきとんとん: 全教科を一気にやろうとして、どれも中途半端になってしまう子は多いですね。勉強が本当に苦手で、いっぱいいっぱいになっているなら、まずは「1教科に絞る」のも一つの方法です。

編集部: えっ、1教科だけに絞っても大丈夫なんですか?

あきとんとん: 最初は大丈夫です! まずは1教科で「しっかり勉強を終わらせて、50点取れた!」という成功体験を積むことが大切です。勉強の進め方や点数の取り方が分かってきたら、「次は数学や英語でも同じようにやってみようか」と、ほかの教科にも広げていけばいいんです。
一度に全部やろうとして、結局どれもうまくいかないより、まずはできたことをしっかり褒めて、成功体験を積み重ねていきましょう。

4. 理想的な学習習慣とは? 少しずつ自分で勉強できるようになるために

編集部: 普段からコツコツ勉強することと、テスト前に集中して勉強すること。理想的なバランスは、どのように考えればよいでしょうか?

あきとんとん: 理想を言えば、どの学年でも毎日コツコツ勉強することです。ただ、僕自身、中学生の頃に毎日コツコツ勉強していたかと言われると、正直そこまでではなかったです(笑)。

編集部: そうなんですか!?

あきとんとん: はい(笑)。だから、現実的なところから始めるなら、「週に2回だけ勉強する日を決める」といった方法でも十分です。あるいは、「この場所に行ったら勉強する」というスイッチをつくるのもおすすめです。

編集部: 勉強する環境を決めて、気持ちを切り替えるんですね。

あきとんとん: そうです。最初は親が一緒に計画を立ててサポートし、勉強する場所や時間のルールを決めて、少しずつ習慣化していきます。例えば、朝ご飯の前に30分勉強する、塾の自習室を利用するといった方法ですね。

習慣が身についてきたら、少しずつ親のサポートを減らしていけばいいんです。自分で選んだ参考書を1冊、最後までやり切る。そうした経験を積み重ねていくことで、自分で考えて勉強できるようになっていきます。

編集部: なるほど! 親が焦って急に手を離すのではなく、子どもが成功体験を積めるようにサポートしながら、少しずつ任せていくことが大切なんですね。とても参考になりました。ありがとうございました!

あきとんとん:はい。最初は親が一緒に計画を立てて伴走してあげて、場所や時間のルール(朝ご飯前の30分、塾の自習室など)が習慣化してきたら、少しずつ手放していく。自分で選んだ好きな参考書を1冊最後までやり切らせるような体験を積み重ねていけば、ちゃんと自律して勉強できる子になっていきますよ。

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夢は「日本中の学力を底上げしたい」という、SNS総フォロワー130万人(※)の教育系クリエイター。

京都大学大学院在学中に、勉強が苦手・嫌いな人向けにYouTubeの授業動画を投稿し始める。ショート動画の「縦型授業」といえばこの人。

高校1年の学年末テストで9教科落第点を取ったりと学校の底辺にいたが、その後、立命館大学へ入学し、京都大学大学院を修了するという、「アホなのに高学歴」という面白い経歴を持つ。この経験から、勉強が苦手な人の目線に立った授業を行うのが得意に。

SNSでは数字が伸びにくい教育ジャンルで、2022年チャンネル登録者数増加率は日本一となり、2024年TikTok Awards Japan(High Quality Content Creator of the Year部門)を受賞。楽しく忙しく、クリエイターと教育者をこなしている。

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