子どもの行き渋りを話せずママ友LINEを開けなくなった母親…波風を立てずに輪から離れる4つの段階

熱海康太
2026.10.10 17:01 2026.10.20 19:00

スマホをする人

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「離れる目的は相手を拒むことではなく、自分の余力を守ることにある」と語ります。

他の子の習い事や塾の合格実績が並ぶママ友LINE。自分の子の行き渋りは誰にも話せないまま、通知が鳴るたびにスマホを伏せる日が増えていきました。(写真はすべてイメージです)

通知が鳴るたびにスマホを伏せるようになった

入学以来、毎日のように続いていたママ友のLINEグループで、ある日、母親は返信の手が止まりました。話題は、他の子の習い事の成績や、塾の合格実績です。自分の子は行き渋りが続いていますが、そのことはグループの誰にも話していません。

返事を打とうとするたびに、胸のあたりが重くなります。通知が鳴るたびにスマホを伏せる日が増えました。

かといって、急に抜ければ何か言われそうで、グループを開けないまま数日が過ぎていきます。子どもの友だち関係にも響くかもしれないと思うと、なおさら動けませんでした。

離れたいと感じるのは、自然なこと

親同士の付き合いは、子どもの関係と重なっているため、簡単には切れません。それでも、疲れを感じるのは自然なことです。話題が自分の状況とずれていたり、比べられている気がしたりすると、人は心を守るために距離を取りたくなります。

母親にとって、いちばんの負担は

熱海康太

熱海康太

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大学卒業後、神奈川県の公立学校で教鞭を取る。 教育実践において厚木市教育委員会から表彰を受けるなど活躍。しかし、勘と根性に任せた指導法に限界を感じ、国立大学付属小学校で多くの教育論や教育実践を学ぶ。 学びを体系化することで、学級や学校は安定し、『先生の先生』を行うことも増えた。その後、教員や保護者、子どもたちのための本を執筆するようになる。 常に先端の教育理論や教育実践を研究している。