帰省先で義母に「うちの子は熱があっても行ってた」…台所から出られなかった母親が用意した3つの返し方

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「義実家の言葉の多くは攻撃ではなく、世代の物差しの違いから出ている」と語ります。
帰省先で義母から「そんなに甘やかすから学校に行けなくなるのよ。うちの子は熱があっても行ってたのに」。母親は笑顔のまま「そうですね」とだけ返しました。(写真はすべてイメージです)
笑顔のまま「そうですね」とだけ返した日
連休の帰省で、義母が孫の様子を見て言いました。「そんなに甘やかすから、学校に行けなくなるのよ。うちの子は、熱があっても行ってたのに」。台所に立っていた母親の手が止まりました。
小学4年生の娘は、この半年、朝になると腹痛を訴えて休みがちです。夫は隣で黙ってお茶を飲んでいます。言い返せば場が荒れ、黙れば自分と娘が責められたままになる。
母親は、笑顔を作ったまま「そうですね」とだけ返し、そのまま夜まで台所から出られませんでした。帰りの車の中でも、頭の中では、義母への返事を何度も作り直していました。
悪意ではなく、物差しが違う
義実家の言葉の多くは、攻撃というより、世代の物差しの違いから出ています。「休まず通うことが美徳」と育った世代にとって、休ませる判断は甘えに見えやすいのです。
ただ、国の考え方は変わっています。文部科学省は2019年の通知で、不登校の支援は「学校に登校する」という結果だけを目標にせず、子どもが社会的に自立することを目指す必要がある、と示しました。
また、強く反論するほど、相手は自分が否定されたと感じ、意見を固くしやすいものです。分かってもらうことを目標にせず、「この場を穏やかにやり過ごして、子どもを守る」ことを目標にすると、気持ちがだいぶ楽になります。
説得は、






























